診療案内 内科

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生活習慣病

糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、肥満などの生活習慣病は、偏った食生活や運動不足、飲酒、喫煙など毎日の良くない習慣によって引き起こされる病気です。一旦病気になってしまうと完治するのは難しく、さまざまな病気を引き起こす可能性があります。
生活習慣の改善はもちろん、定期的な検査を心がけ、早期発見・治療を行うことが大切です。

■糖尿病

糖尿病は初期の段階では自覚症状がほとんどありません。気付かないうちに進行していき、のどが渇く、身体がだるい、痩せてくるなどの症状が現れる時にはかなりの高血糖になっていることが多いのです。
糖尿病が進行すると、身体のあらゆるところにさまざまな合併症をもたらします。糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害をはじめ、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞など命に係わる重大な病気を引き起こす怖い病気なのです。
初期の段階で生活改善や治療を行うために、 定期的な検査を行いましょう。

■高血圧

高血圧とは、安静状態での血圧が異常に高い状態です。常に血管に負担がかかるため、弾力性や柔軟性を失い、動脈硬化を起こしやすくなります。
高血圧は自覚症状が無いため、検診などで高血圧と診断されていても放置している方も多いのですが、このような状態が長く続くと、心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳血管疾患(脳梗塞、クモ膜下出血など)などの重大な病気につながります。
健康診断で高血圧を指摘されたら、必ずかかりつけ医の診察を受けて、その指示に従ってください。
血圧測定はご家庭でもできますので、定期的に測定することで、高血圧予防になります。

■脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症(高脂血症)は血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)の濃度が高くなった状態です。自覚症状がほとんど無いため、血液検査をして初めて分かる病気です。
脂質異常症の状態が続くと、動脈硬化を起こし、心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳血管疾患(脳梗塞、クモ膜下出血など)などの重大な病気につながります。
健康診断や定期健診で早期発見を心がけましょう。

■肥満

肥満とは、『体重が重い・外見が太い』ということではなく、身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことをいいます。
内臓に脂肪がつく内臓脂肪型肥満は、下半身よりもお腹を中心とした上半身に脂肪がつき、リンゴ型肥満とも呼ばれます。中年男性に多く見られる体型ですが、最近は女性も増えており、低年齢化が進んでいます。
肥満は動脈硬化、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などを起こしやすくなりますので、 過食に注意し、適度な運動を取り入れたり、食事習慣の改善を行うなど、日頃から健康的な生活習慣を心がけましょう。

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